相続弁護の事例

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親族が葬儀費用を負担、連絡が取れない相続人と協力して、故人の預金を解約

2017.12.25 名義変更 疎遠

1 相続人でなければ預金を解約してくれない金融機関

近年では、相続人が疎遠となっており、遠い親戚が葬儀を主宰することもあります。その場合、相続人は葬儀にも出席せず、死亡の事実も知らないこともあります。
サリュにご相談いただいた方も、近くで事実上面倒を看ていたという理由から葬儀を主宰しましたが、相続権はないので、預金は凍結されたまま解約できないという状況になっていました。
故人が自分の葬儀費用のために残した預金が凍結されたままの状態を憂い、預金の解約手続きをサリュに依頼されました。

2 今後の供養を考えて、相続人との間で負担付贈与契約により解決

サリュは、相続人に連絡をして、相続人から署名をもらい、預金を解約しました。また、預金が故人のために使われるよう、遺産は、葬儀費用に充当すること、今後の供養をすることを約束し、預金を解約することができました。

3 預金の解約手続きの煩雑さ

相続人であっても、あまり関わりたくないという方はいます。疎遠だとなおさらです。疎遠な相続人にとっては、戸籍や印鑑を銀行に持っていく手続きは煩雑で、親族間ではなかなか進まないこともあります。
サリュが名義変更の交渉の依頼を受けた場合、サリュが解約のために必要な書類のほとんどを集め、本人が署名だけすれば、進むよう手配することができます。

遺産の名義変更の詳しい記事はこちら

 

 

 

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